Title Of Mine

拗らせ。

ハナウタ

何もしていない。

 

何もできない。

 

何もしたくない。

 

何かをしたいのに。

 

何かをしなくちゃいけないのに。

 

何が必要なのかわからなくて。

 

何が足りないのかわからなくて。

 

何がしたいのかわからない。

 

いかないでよ、消えないでよ。

 

リリカルなんて理解も出来ないのに。

 

虚構の自分に腹が立って。

 

死にたい、消えたい。以上ない。

 

口も付けずに、冷めた紅茶も。

 

理解出来ないのに、理解して欲しくて。

 

生涯孤独でもいいのかもしれないな。

 

ちょっとだけ寂しいけど。

 

これ以上誰かに迷惑はかけたくない。

 

失望されたくない。

 

少なくとも、あの顔を忘れるまでは。

 

比較されるのが怖いくせに。

 

いつも比較してしまう。

 

優劣とか、とってもどうでも良くて。

 

結局は見る人次第だってのに。

 

劣の烙印を押されないように必死に背伸びしている。

 

偽ってまでして。

 

正直な人は好きでも、自分は90%が嘘の身体。

 

それを打ち明けられる人がいるのだろうか。

 

これは今まで積み上げてきたものの贖罪。

 

この感情が、この状況が、全世界全人類共通であったなら。

 

そんな偽りしかない世の中なら。

 

世界はもう少し生きやすいだろうか。