Title Of Mine

拗らせ。

アノニマス

成人式行った。

髪型に失敗したのとか、単純に中学の時に良い思い出が少ないこと、中学の時は友達がそんなにいなかったこと、引っ越してて地元にはいないこと、酷い奴らがたくさんいたり、そんな大層な楽しさの成人式では無かった。

高校の友人は良い。ある程度方向性が近い人間が集っていたのだから思考が近いのも当然だろう。その点では大学も似たようなものか。

ある程度仲が良かった友人ともまともに喋れずに、愛想笑いを振り撒いて、元カノを探すこともせず。あぁ、中学の時はこんな人間だったなぁ。思い出した。自分の社会における居場所が明らかになった。僕の居場所はこの世界じゃないのだと。弄れてはいるが事実だと思った。早くあの空間に戻りたい。

高校の友人の家に泊まって、高校の友人とご飯を食べ、1人で映画を観て寝て帰った。良かったのではないのだろうか。

そもそも行くことに意義があるのだ。式典に出ていなければ記念品も貰ってないが、自分という人間の存在報告みたいなものだ。少しでも多くの人に今生きている事実を認めさせ、今生きている実感を感じることが重要なのだろう。

こんなつまらない場所に存在報告をする意味があったのか微妙なところだが、僕を大切に思ってくれている本当の人間を知っている。知っているから大切に思うのだろう。そうでも無い人間相手にはそっけなくなってしまう弱い人間だ。

もういいかな。

 

 

彼女に会える日がめっきり減った。週一回になった。一般的にはそんな少なくもないのかもしれないけど、今までとは変わった日常に日々心を痛めている。弱くなったものだなぁと。本当に大切なものはこれなんだと思った。相手にどう思われているか確かなものではないけど。